【世界遺産検定:琉球王国のグスク及び関連遺産群】沖縄随一の観光地である首里城周辺に暮らすってどんな感じ?
琉球王国のグスク及び関連遺産群(2000年登録/登録基準 ⅱ,ⅲ,ⅵ)
みなさん、おはようございます、せかいさんです!
最初に取り上げようって思ってた世界遺産は、地元沖縄の世界遺産である
琉球王国のグスク及び関連遺産群です。
そう。関連遺産群、なので何個かあるんですね。(構成資産)
何個かと言ったら
9つ
なんですね〜💚うん。
沖縄旅行に来たことあるみなさん、その9つ全て知っていますか?
九つの構成資産
・首里城跡(しゅりじょうあと)
・今帰仁城跡(なきじんじょうあと)
・座喜味城跡(ざきみじょうあと)
・勝連城跡(かつれんじょうあと)
・中城城跡(なかぐすくじょうあと)
・玉陵(たまうどぅん)
・園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)
・識名園(しきなえん)
・斎場御嶽(せーふぁーうたき)
首里に固まっている資産は、首里の王様が住んでいたところなので
住む場所(首里城跡)、お墓(玉陵)、別邸&中国からの使者を迎えるためのゲストハウス(識名園)、旅に出る前に祈りを捧げる場(園比屋武御嶽石門)といった、生活に関わる場所と覚えておけば理解度も深まりますね🙆
そして、点在している城跡は、琉球王国になる前の三山時代、
統一をめぐって三山(北山・中山・南山)が覇権を争う王様たちのお城でした。
北山の今帰仁城を監視する役目の座喜味城跡であったり
勝連城をけん制するための中城城跡であったり、です!(※諸説あり)
沖縄の中で三つに分かれていた権力を、一つに統一したのが尚巴志です。
琉球は、中国や東南アジア、日本と交易をすることで発展します(中継貿易)
めっっちゃ簡単!
ざっくりですが、イメージ湧いてきたでしょうか?🦒
どんな時代だった?
沖縄は三山時代>琉球王国>沖縄(日本)>戦後アメリカに>日本本土復帰と
かなり時代に翻弄された過去がありますね。
ちなみに、西洋美術史的には初期ルネサンスの時代。
画家たちのパトロン、かの有名なメディチ家もこの時代の人たちです。
世界遺産検定合格に向けてののキーワード
- 登録基準
ⅱ:ある期間の世界の文化圏内での重要な価値観の交流を示すもの
ⅲ:現存あるいは消失した文化的伝統・文明の存在の証拠となるもの
ⅵ:思想・信仰・芸術的・文学的所産と関連のあるもの - 人物
それぞれのグスクの王(按司)を覚えておくとよし!
護佐丸(ゴサマル)
北山の討伐(今帰仁城跡)をして、琉球政府からの命で今帰仁を監視するため
座喜味城に。それから勝連城が勢力を拡大すると、今度は中城城に移る。
阿麻和利(アマワリ)
勝連城を居城とし、勢力を拡大する。
尚巴志(ショウハシ)・尚氏一族
琉球王国統一を成した人物。首里城を居城とする一族 - 沖縄県民と遺産の関わり
拝所(ウガンジュ)
城跡や、斎場御嶽には、今でも地域の人々の信仰が続いている。
手を合わせ、祈りを捧げる場所はウガンジュと呼ばれる。
2度の首里城消失
1度目は、1945年の太平洋戦争によるもの。
2度目は、2019年の火災によるもの。
資産の名前からも分かるとおり、首里城跡として登録されています。
馴染み深いあの深紅のお城も、戦後の復興で建てられたものなのです。
登録基準のⅱにもある通り、そこにあったという証拠(跡)が登録にあたっては重要なことでした。
この2度の消失は沖縄県民の心を抉るような経験です。。
が、復興に向けての動きも注目していきたいですね。
- 城壁の技術
布積みと相方積みで作った首里城の城壁
布積みっていうのは、石をレンガみたいな感じで水平方向で目地を揃えることです。
石を多角形に加工して周囲の石と噛み合わせる積み方。
そして野面積みは、石をあまり加工せず、自然の石を積み上げていくことで
今帰仁城にも採用されている積み方なのです。
首里城もそうですけど、日本のお城も、ピラミッドも、よく!こんなにも!
大量の重い石を!運べたよね!!って思います。
暮らす首里
私の相棒の家が首里にありまして、そこで週末同棲みたいな形で過ごすんですけど
それが素敵なんです。
まず、モノレールで首里駅を降りれば、新鮮でお安い八百屋さんがあって
居酒屋(好きな居酒屋は首里ここち)があって、帰りが遅くなればほっともっとでお弁当を買ったりもします。
首里城方面に向かえば、沖縄県内唯一の芸術大学(通称県芸)があります。
首里城をグルリと散歩するもよし、石畳方面に向かうもよしだが、坂道には気を付ける!笑
一本中道に入っても、酒造があったり、カレー屋とか、プリンの美味しいカフェがあったり
首里の魅力は割と語りきれません。
かつ、やっぱり時期を見て行事がある時に来たり、前提の知識をちょっと入れておくと
より楽しめるんじゃないかと思いますよ。
私の相棒が首里に引っ越してきたのは、コロナが始まったその4月。
観光に来てくれる人もちらほらといるけど、最盛期に比べると、やっぱり全然人がいないんだろうな。
最後にね
ブログ読んでくれて、ありがとうございます!
世界遺産検定を勉強している皆さん、美術を学んでいる皆さん(今回全然取り上げられなかったけど)一緒に合格を目指して、頑張っていけたら嬉しいので
コメントでも、アドバイスでも、この世界遺産(アーティスト)取り上げてほしいでも!
わからなかったら調べて投稿したいと思うので、これからもどぞよろしくお願いしますね👋
なんで世界遺産検定×美術検定なのさ?
初めまして。せかいさんです😌
今、世界遺産検定1級取得を目指して勉強しているところです。
世界遺産を知ったきっかけ
私が世界遺産検定を始めて知ったのは、大学生の時でした。
大学では観光学を専攻していたのですが
3年生になって研究室に入ると、教授が取得を勧める検定の一覧に
世界遺産検定が載っていたのです。
「なんか面白そうー!」
勉強はできないけど、嫌いじゃない私。
一気にはまってスイスイ勉強が進むので、3級と2級の同時受験をして
割と高得点で合格します。
1級のテキストを買うも、テキストの分厚さにやられてしまって
「こんなのマニアがやるものさー」とか言い訳して
勉強を離れてしまうのです。
美術検定
それから時をすっ飛ばして、1年間休学をしてデンマークへ行っていた私が
日本に帰ってくると、美術熱に燃えるのです。
経緯は、デンマークで通っていた学校には美術の授業があったので
美術が好きな友達がたくさんいたこと。
▼他のブログで書いているのでぜひ見てくださいー^^
私の大好きな親友も、オノヨーコのこととか
茶の湯とか、文化の話になると説明を迫ってきます。
私も調べていくうちに
「アートって面白いー!」と思い
沖縄の大学に戻って、専攻から外れたニッチな授業をとって
地元で展示会をしたりします。
ただ、背景をもっと知りたいなと思っていたので
これは体系的にアートを学ぶ必要があるゾ・・・
そして美術検定を見つけて
勉強して
(沖縄には受験会場がないので)大阪まで。
そして3級に合格🙆
そして例の如く次の級のテキストを買って、挫折
いや、ちょっと流れとか背景が知りたかっただけだし
別に1級とかとっても意味ないし
なんて言い訳が始まって。
勉強が遠のいて、就職して
ますます家で机に座ることがなくなってきました。
何か一個でも突き詰めたい
就職して、社会の一員に紛れ込んでいる私
正直パッとした取り柄がないから、検定を1個でも突き詰めたい
1級とったらすごいよね
と思って、勉強を再開しようと思ったのです。
英検も高校生の時とった2級、世界遺産も2級、美術検定に関しては3級で初歩。
どれも組み合わせてできたら最高だけど
まずは世界遺産検定に集中しようと思って、仕事帰りのバスの中で
テキストを読み返す作業を始めました。
私が勉強で躓いたのは世界史の範囲。
なんとか朝とか、なんとか帝国とか、王様の名前とか
本当にこんがらがってしまう。
なので、美術の特徴も盛り込んでノートを作ることにしました。
そしたら、どっちかの検定の知識が、どっちかの検定の理解に役立つことがあって
並行して勧めることをしました。
例えば、サッカーが好きなら、ヨーロッパのリーグとか見ますよね?
そうすると、このサッカークラブの街にはどんな歴史があるだろうとか
スタジアムの隣にはこんな世界遺産があったんだ!とか
好きなものを調べると、もう一個自分の好きなものに出会う感じです。
なので!”世界遺産×美術検定”です。
と、ここまでが私が勉強を始めた経緯です。
次回から、世界遺産検定、美術検定の具体的な話をしていければと思います!
せかいさんのこと、これからどうぞよろしくお願いしますね。笑
見てくれてどうもありがとうございました!
なんで世界遺産検定×美術検定なのさ?
初めまして。せかいさんです😌
今、世界遺産検定1級取得を目指して勉強しているところです。
世界遺産を知ったきっかけ
私が世界遺産検定を始めて知ったのは、大学生の時でした。
大学では観光学を専攻していたのですが
3年生になって研究室に入ると、教授が取得を勧める検定の一覧に
世界遺産検定が載っていたのです。
「なんか面白そうー!」
勉強はできないけど、嫌いじゃない私。
一気にはまってスイスイ勉強が進むので、3級と2級の同時受験をして
割と高得点で合格します。
1級のテキストを買うも、テキストの分厚さにやられてしまって
「こんなのマニアがやるものさー」とか言い訳して
勉強を離れてしまうのです。
美術検定
それから時をすっ飛ばして、1年間休学をしてデンマークへ行っていた私が
日本に帰ってくると、美術熱に燃えるのです。
経緯は、デンマークで通っていた学校には美術の授業があったので
美術が好きな友達がたくさんいたこと。
▼他のブログで書いているのでぜひ見てくださいー^^
私の大好きな親友も、オノヨーコのこととか
茶の湯とか、文化の話になると説明を迫ってきます。
私も調べていくうちに
「アートって面白いー!」と思い
沖縄の大学に戻って、専攻から外れたニッチな授業をとって
地元で展示会をしたりします。
ただ、背景をもっと知りたいなと思っていたので
これは体系的にアートを学ぶ必要があるゾ・・・
そして美術検定を見つけて
勉強して
(沖縄には受験会場がないので)大阪まで。
そして3級に合格🙆
そして例の如く次の級のテキストを買って、挫折
いや、ちょっと流れとか背景が知りたかっただけだし
別に1級とかとっても意味ないし
なんて言い訳が始まって。
勉強が遠のいて、就職して
ますます家で机に座ることがなくなってきました。
何か一個でも突き詰めたい
就職して、社会の一員に紛れ込んでいる私
正直パッとした取り柄がないから、検定を1個でも突き詰めたい
1級とったらすごいよね
と思って、勉強を再開しようと思ったのです。
英検も高校生の時とった2級、世界遺産も2級、美術検定に関しては3級で初歩。
どれも組み合わせてできたら最高だけど
まずは世界遺産検定に集中しようと思って、仕事帰りのバスの中で
テキストを読み返す作業を始めました。
私が勉強で躓いたのは世界史の範囲。
なんとか朝とか、なんとか帝国とか、王様の名前とか
本当にこんがらがってしまう。
なので、美術の特徴も盛り込んでノートを作ることにしました。
そしたら、どっちかの検定の知識が、どっちかの検定の理解に役立つことがあって
並行して勧めることをしました。
例えば、サッカーが好きなら、ヨーロッパのリーグとか見ますよね?
そうすると、このサッカークラブの街にはどんな歴史があるだろうとか
スタジアムの隣にはこんな世界遺産があったんだ!とか
好きなものを調べると、もう一個自分の好きなものに出会う感じです。
なので!”世界遺産×美術検定”です。
と、ここまでが私が勉強を始めた経緯です。
次回から、世界遺産検定、美術検定の具体的な話をしていければと思います!
せかいさんのこと、これからどうぞよろしくお願いしますね。笑
見てくれてどうもありがとうございました!